絵本。

カレンダー…クリスマスは無理な気がしてきました。どうせあと３日だもん…ネ。あ、今日までに拍手下さった皆さん、ありがとうございました！

△以下、若干グロテスクな表現が含まれます。

年末なので部屋を掃除していたら絵本が出てきました。歴史的かなづかいの本とかいって半分古文みたいな文体で書いてあったので、小さな私は「おもんない」と思って読まなかった本です。何気なく開いてみたところ、お百姓二人の知恵比べの話が３本立て。その、最後の話。
百姓Ａさんが畑を耕していたところ、突如銃声。Ａさんは叫び声を上げて倒れました。ところがそれはＡさんの畑にいたカモを狙った猟師の１発。Ａさんを撃ったと誤解した猟師は驚いて逃げ出してしまいましたとさ。遺されたのは驚いて倒れたＡさんと撃たれたカモ。その日はＡさんはカモ汁を隣のＢさんと美味しくいただきましたとさ。
数日後、ＢさんはＡさんの話を思い出しながらカモでもこないかな、とぼんやり考えていました。と、そこに…イノシシの気配。Ｂさんは恐ろしくて恐ろしくて腰が抜けてしまいました。そして、近くにいた猟師がイノシシを見つけます。猟師はイノシシに向けて１発。銃声に驚いたＢさんは思わず「うわあぁぁぁ！」と悲鳴。猟師はＢさんに当たったのだと勘違いして逃走。
残されたＢさんは起き上がり、倒れたイノシシを見ます。今日はシシ鍋かな…と思った次の瞬間、イノシシが起き上がりました。腹に１発喰らっただけでは死んでいませんでした。怒り狂ったイノシシ。必死に逃げるＢさん。イノシシは足が短いので傷口は地面に擦れ、ハラワタが飛び出しています。あぁ、でも怒り狂ったイノシシは飛び出した腸を木の根に引っ掛けたままＢさんを追いかけたのです。逃げるＢさんを、腸を引きずりながら追いかけるイノシシ。やがてＢさんは転び、イノシシは飛び掛りました。意識を失うＢさん。

グロいよ!!

内臓ぶら下げながら追いかけてくるイノシシとか。子供向きって案外強烈なものだな…と思いました。