ある家族の肖像。

夏まっさかりですね。
今朝はクマゼミが凄い勢いで鳴いていました。父君は昔を思い出したのか、セミとりがしたいからタモが欲しいとのたまいましたが、本日は最寄(それでも徒歩１５分)の雑貨屋がお盆休みでした。
「作ろう。針金と棒ならある。」
という父君を冷めた目で見つめる朝食中の母君と私。しかし、あまりにも言いだしっぺが不器用だったため、母君の図画工作癖が発症。成り行き上私までタモ作りを手伝うハメに。真剣にタモを作る三人の親子。そんな中、
「これ、何のだかわからないけど綺麗な器よねぇ。」
と言いながら透明な器に赤い薔薇を浮かべたお婆様が登場。
…何だろう、この差。
セミとりと水上の薔薇。
そんな家族のひとコマ。

あ、拍手を下さった方々、ありがとうございました！